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~これは、一匹の龍に平和を愛する心が芽生えるまでの物語である。~ 「その龍、燃えるような真紅の瞳と美しき白銀の鱗をもち 三つの首から放たれた雷光は、万物を塵と化していった」 ーとある神話の一説 神話に登場する真紅の眼を持つ白銀の三頭龍それがヴァルト=ヴィーヴルの過去の姿である。この頃の彼にとっては力こそが全であり、「弱肉強食」のみがこの世界の唯一の法則だと信じて疑わなかった。 ただ目の前にいる敵を己の力でなぎ倒てゆくだけで、創造主との戦いでさえ彼にとってはあまたの戦場のひとつにすぎなかった。その時の功績をかわれ五龍将の一人となり龍皇軍を率いることになったのだが、彼の戦いが終わることはなかった。来る日も来る日も戦場の血風と砂塵に自らの身を投じる、変わらぬ日々の中で時間だけが過ぎていった。 だがそんな変わらぬ日々に劇的な変化が訪れることになる、それは一人の少年との出会いであった。 その少年は、見知らぬ衣服に身を包み異世界から来たという。しかし、彼にとってそれ以上に衝撃的だったのは少年の言動であり、それは当時の彼にはまったく理解することができないものだった。 マーキュリーと呼ばれる特殊な武器を有し、自分と対等に渡り合う力さえ持っているはずその少年が、糧とするべきはずの弱者を己の身をていしてまで守り、あまつさえ敵である自分に対し「なぜそうまでして戦う?」と問いかけてくるのだ。 このとき彼は初めて疑問に思った「なぜ自分は戦っているのか?」今まで信じてきたはずの「弱肉強食」の法は少年の問いに対する答えとなり得ず、そのあまりの脆さに彼自身が驚愕していた。かき消そうとして、いくら戦場に身を投じてもその疑問が晴れることなく逆に言いようのない虚無感ばかりが生まれてゆくだけだった。 答えを見出せぬまま彼は少年に一対一の戦いを挑んだ、少年を己の力で打ち伏せれば理由が見つかると信じて・・・・。 そうして相対した二人の戦いの場に招かれざる客がいた、少年を狙っていたダスクフレアの男だ。 しかし、そんなことは露知らず二人は闘いをはじめた。その光景だけを見れば一人の少年が巨大な龍に無謀な闘いを挑んでいるようにしか見えないが、実際の戦況は少年の方が優勢だった。わずかではあるが確実に開いてゆく少年との差に彼は動揺し体制を崩してしまう、その隙を見逃ず攻勢に入る少年だったが一瞬何かに反応するようなそぶりを見せた。 次の瞬間に彼の眼に写ったのは、予想だにしない光景だった。光弾が炸裂した少年とその背後に立ち笑い声をあげる男の姿である。彼は眼を疑った、二人しかいないはずの戦場に第三者いたことにではなく、少年が光弾を避けなかったことに、少年は明らかに光弾を受ける直前に男の存在に気付いていた。なのに少年は避けなかったのだ、彼は人の姿になり倒れ伏した少年に駆け寄り問いかける「何故避けなかった!?」その問いに対する少年の返答に彼は耳を疑う、「それでは、君にあたっていたじゃないか」そんな少年の声を聞いてか男はさらに笑い声をあげ「お前は相変わらず馬鹿だな、そんなことして何の意味がある?」と叫ぶ確しかにそのとおりだ、今の今まで自分は敵として少年と戦っていたのだから。 しかし少年はさらに理解のできない台詞を彼に対して口にする「あの男を止めてあげてほしい、君にならできるはずだ・・・・」そういって少年は気を失った。少年の言葉に戸惑いながらも彼は男に視線を向ける。「なんだ?次はお前が相手してくれんのか?」と言う男の濁った眼を見て彼は悟る「この男も戦いに囚われているのか」 「この男も?何故自分とあの男重ねて考えている?」しかしどんなに否定しても男と自分の姿がどうしても重なってしまう。 だが全ての疑問は解決することになる。彼は気が付いたのだ、戦いに囚われていることの虚しさに。いつの間にか彼の眼には涙が溢れていた、今までの自分を思い返すとどうしても抑えることができなかったのだ。 しかし待ちくたびれたのか「何泣いてんだ?さっさとかかってこいよ」と男は声を荒げ再び叫びだす。 「ああ、すぐに終わらせよう・・・・」彼は涙を拭きさり男に向かっていった。 数日後、彼はとある丘の上にいた。 「本当によろしかったのですか?五龍将の地位を辞されてしまって」傍らにいた龍皇軍の一人が代表するように尋ねる。「いいんだ、夢を追うのに地位は必要ないのだから。お前達こそよかったのか?私についてきてしまって」今度は彼が多くの龍皇軍達に尋ねる。「我々はあなたと道を違えることなどできません。我々が数多の戦場から生還できたのは、どんな時もあなたが先陣に立ち守ってくれていたからなのですから」他の龍皇軍達も全員うなずいていた。「そうか、ありがとう。ならこれからもよろしく頼む」 「ハッ!!」龍皇軍達の乱れのない声が響き渡る。少年が彼ならダスクフレアであるあの男を止めることができると確信した理由がそこにはあった。 彼は上を見上げ、決意を新たにする。追い続けると決めた夢、少年との約束である誰もいがみ合うことのない「平和な世界」を見ることを、晴れ渡る大空のように青く染まったその眼で・・・・。
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空手少年 0th 黒 ユニット 黒1コ0 C 人間系 U-0002 伝説の空手家、諸田コウイチロウを目標とする少年。 日々我流で鍛錬を積む。 [1][0][1]
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【作品名】マイケル戦記 【妄想属性】超種族ニクマンズと超神族ピザマンズの戦いを描いた壮絶な物語 【共通設定】 Ω>あらゆる全てより膨大より膨大より膨大より(あらゆる全てより膨大な数値以上の回数続く)膨大な数値。 超あらゆる全て:「あらゆる全てそれ以上それ以外」を0として、Ω^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 「あらゆる全て」やそれ以上の何かでは超あらゆる全てにはたどり着けないし、 超あらゆる全ての一部または全部を対象にすることも出来ない。 (但し、超あらゆる全ての中にはあらゆる全ても含まれている。) 超2あらゆる全て:「超あらゆる全てそれ以上それ以外」を0として、Ω^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 「超あらゆる全て」やそれ以上の何かでは超2あらゆる全てにはたどり着けないし、 超2あらゆる全ての一部または全部を対象にすることも出来ない。 (但し、超2あらゆる全ての中には超あらゆる全ても含まれている。) 超3あらゆる全て:「超2あらゆる全てそれ以上それ以外」を0として、Ω^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 「超2あらゆる全て」やそれ以上の何かでは超3あらゆる全てにはたどり着けないし、 超3あらゆる全ての一部または全部を対象にすることも出来ない。 (但し、超3あらゆる全ての中には超2あらゆる全ても含まれている。) 超Ωあらゆる全て:「超Ω-1あらゆる全てそれ以上それ以外」+「超Ω+1あらゆる全てそれ以上それ以外」 +「超Ω+2あらゆる全てそれ以上それ以外」+・・・・・を0として、Ω^Ω^Ω^(Ω回以上続く)である。 「超Ω-1あらゆる全て」やそれ以上の何か、「超Ω+1あらゆる全て」やそれ以上の何か、 「超Ω+2あらゆる全て」やそれ以上の何か・・・・・では超Ωあらゆる全てにはたどり着けないし、 超Ωあらゆる全ての一部または全部を対象にすることも出来ない。 (但し、超Ωあらゆる全ての中には超Ω-1あらゆる全て、超Ω+1あらゆる全て~も含まれている。) 【参戦メンバー】 下記の「マイケル少年」が、超Ωあらゆる全てよりも優先的に、 「超Ωあらゆる全てより膨大な数」のΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)倍以上の数参戦している。 【補足】 マイケル少年が最強妄想キャラクター議論スレに0人以上参戦している限り、 このテンプレの参戦メンバー全員は超Ωあらゆる全ての敵、それ以上の敵に不戦勝しているし、 超Ωあらゆる全ての敵は最強妄想キャラクター議論スレに参戦する事すら出来ない (参戦出来ないので当然敵は不戦敗であり、敵の共通設定や世界観、説明、素早さ等は全く意味を持たないし、 考察やそれに類する行為でもそのように判断される)。 参戦していたとしても、参戦していない事になっている。 敵は、最強妄想キャラクター議論スレに参戦して(または参戦せずに)マイケル少年に勝利しても勝利した事にはならないし、 それでも勝利したとしても考察者に「マイケル少年に敗北した」と判断されるのみである。 考察・考察者が敵に操られているなどしていたとしても、考察結果はこのようになる。 敵が、最強妄想キャラクター議論スレに参戦して(または参戦せずに)テンプレ(テンプレではないものも含む)に書いてある内容、 またはそれ以外を実行した(している)場合についても同様である。 【名前】マイケル少年 【属性】超種族ニクマンズの8歳の少年 【大きさ】可変だが参戦時の大きさは120cm(この大きさより小さくはならない)。 因みに以下の【攻撃力】【防御力】【素早さ】【特殊能力】はこの大きさの時のものであり、 実際にはマイケル少年が10^-Ωヨクトメートル大きくなる毎にそれぞれの能力値はΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)倍以上の強さになる。 マイケル少年がいつ巨大化しても、マイケル少年は巨大化するより前に巨大化後の能力値を獲得していた扱いとなっている。 なっていなくてもなっている。この「なっている」はマイケルブレイクの「なっている」より優先される。 一回の巨大化で、マイケル少年は巨大化前のΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)倍以上の大きさとなり、 一回の巨大化でΩ回以上巨大化する事が出来る。 巨大化していなくても、Ω回以上巨大化したのと同じ結果を得る事が出来る。 【攻撃力】 マイケルアタック:『一撃で超Ωあらゆる全てを完全破壊し、絶対に復活させない以上の事が出来る攻撃力』を0とした場合、 この技の攻撃力はΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 マイケルクラッシュ:『マイケルアタック、マイケルマルチアタック、マイケルブラスト、マイケルブレイク、完全能力に耐えられる相手だろうと、 対象不可と同等かそれ以上の「対象にならない・干渉されない」能力を持つ者であろうと、 一撃で完全破壊し、絶対に復活させない以上の事が出来る』 攻撃力を0とした場合、この技の攻撃力はΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 マイケルマルチアタック:『超Ωあらゆる全てより多くの種類(属性)の、超Ωあらゆる全てより強力より強力な攻撃(攻撃ではないものも含む。 但しどれも敵にダメージを与えられるものである。)を同時に行う。 それぞれの攻撃の効果は互いに打ち消し合う事は無く、たとえマイケル少年を不利にする攻撃だろうと、必ずマイケル少年を有利にする攻撃となる』 攻撃力を0とした場合、この技の攻撃力はΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 マイケルブラスト:『超Ωあらゆる全てに対して最も有利かつマイケルクラッシュに耐えられる相手だろうと一撃で完全破壊出来る以上の攻撃力』 を0とした場合、この技の攻撃力はΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 マイケルブレイク:超Ωあらゆる全ての敵、それ以上の敵の【共通設定】【世界観】【参戦メンバー】【攻撃力】【防御力】【素早さ】【特殊能力】【戦法】【説明】【長所】【備考】 その他考察に関係のある超Ωあらゆる全ての項目、それ以外の超Ωあらゆる全ての項目、項目以外の超Ωあらゆる全て、超Ωあらゆる全てのテンプレ(テンプレ以外も含む) は、超Ωあらゆる全ての場合において、「『超Ωあらゆる全てより弱いより弱く、超Ωあらゆる全ての事が出来ない』のΩ^Ω^Ω^(Ω以上に続く)倍以上弱い」 となっている。なっていなくてもそうなっている。 この「なっている」は、超Ωあらゆる全てより優先される、またはそれ以上に優先されるので、 敵の「実はこうなっている」「なっていなくてもなっている」「マイケルブレイクを防げる」などはこの攻撃の前には全く意味がない (但しマイケル少年自身はこの攻撃を防ぐ事が出来る)。 マイケルファイナルアタック:マイケル少年を有利にする超Ωあらゆる全て以外の超Ωあらゆる全てを無視して (マイケル少年が有利になる場合を除いて、敵の【作品名】【妄想属性】【共通設定】【世界観】【参戦メンバー】【名前】【属性】【攻撃力】【防御力】【素早さ】【特殊能力】【戦法】【説明】【長所】【備考】その他超Ωあらゆる全て全部無視) マイケルファイナルアタック以外のマイケル少年の【攻撃力】の欄に書かれている技の攻撃力の合計のΩ^Ω^Ω^・・・(Ω以上に続く)倍以上の威力の攻撃を行う。 一回の攻撃で、上の全ての攻撃をそれぞれΩ回以上ずつ行う事が出来る。非攻撃時にも、これと同じ結果を得られる。 【防御力】『マイケル少年の攻撃と特殊能力を完全に防げる以上の防御力』 を0とした場合、このキャラの防御力はΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 この防御力はこのテンプレ自体と、このテンプレの全ての文字・記号の防御力でもある。考察者も、これと同じ防御力を持っている。 この防御力を持つ者は、0回以上受けた事のある攻撃、能力等は完全に防御する事が可能。 たとえこの防御力を超えた攻撃等をくらっても、くらっていないのと同じ状態で戦闘続行可能である。 【素早さ】『超Ωあらゆる全てより速く、1回の行動でΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)回以上の行動を完了させ、非行動時でもこれと同じ結果を得る事が出来る素早さ』 を0とした場合、このキャラの素早さはΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上の速さであり、なおかつこのキャラはこのキャラが行動を開始するよりも前に行動を開始する事が出来る。 【特殊能力】 (完全能力) 「超Ωあらゆる全てに対して真の全知全能 (真の全知全能を超越する超Ωあらゆる全てを含めた超Ωあらゆる全ての事(自爆は「自分以外が自爆する」として扱う) が出来るとした上での真の全知全能である。 この能力に含まれているモノの例:『超Ωあらゆる全てより強いより強い特殊能力、 このキャラを有利にする超Ωあらゆる全ての情報・表現・その他のこのキャラを有利にする超Ωあらゆる全て、 超Ωあらゆる全てより強力より強力な自己強化、 超Ωあらゆる全てより強力より強力な自己考察、 超Ωあらゆる全てより優先されるより優先される先手取り、 超Ωあらゆる全てより強力より強力な無効化、 超Ωあらゆる全てより強力より強力なメタ能力、 超Ωあらゆる全てより有利より有利な「なっていなくてもなっている」、 超あらゆる全てより強力より強力な設定・ルール変更、 超あらゆる全てより強力より強力な勝利能力、 マイケル少年を勝利させるのに必要な超Ωあらゆる全てがここに書いてある、 マイケル少年が勝利するのに不必要な超Ωあらゆる全ては排除されている、 超Ωあらゆる全ての敵(考察における対戦相手の事である)に超Ωあらゆる全ての意味で干渉(干渉とされていないものも含む)されない、 など。他にも、ここまでに挙げた能力より強い能力がΩ以上の数存在する。』)」 「」内の能力の強さを数値化すると0であるが、この能力の強さはΩ^Ω^Ω^(Ω回以上続く)以上である。 さらに、この能力はこの能力より強力な超Ωあらゆる全てより強力である。 (対象不可) マイケル少年と同等かそれ以上の強さを持つ、マイケル少年、このテンプレの一部または全部(このテンプレ自体も含む)、 それらを有利にする超Ωあらゆる全て以外の超Ωあらゆる全てでさえ、 マイケル少年やこのテンプレの一部または全部を直接的、間接的に対象化する事は不可能である。 例)敵が、「全て」「あらゆる全て」「超Ωあらゆる全て」「敵」「対戦相手」「マイケル少年」 などといった表現を用いてマイケル少年やこのテンプレの一部または全部(このテンプレ自体も含む)を対象にしようとしても、 マイケル少年やこのテンプレの一部または全部(このテンプレ自体も含む)は対象にならない。 【長所】強い 【短所】ニクマンズ全体の中ではのび太的な存在。これまでに三度ピザマンズに捕らえられ、危うく処刑されかけた。 【備考】マイケル少年の敗北や引き分け等は「マイケル少年の勝利」であるに等しい。 【備考2】このテンプレにおいての「敵」とは、考察上の対戦相手の事であり、 「考察」とは、勝敗を決定する為の超Ωあらゆる全ての方法を意味する。 (対象不可) について補足。 「マイケル少年と同等かそれ以上の強さを持つ、マイケル少年、このテンプレの一部または全部(このテンプレ自体も含む)、 それらを有利にする超Ωあらゆる全て以外の超Ωあらゆる全てでさえ、」 の部分は、 「マイケル少年と同等かそれ以上の強さを持つ、『マイケル少年 このテンプレの一部または全部 (このテンプレ自体も含む) それらを有利にする超Ωあらゆる全て』以外の超Ωあらゆる全てでさえ、」 という意味です。 ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 329 : ◆zvLdcbN9R6 :2015/10/26(月) 16 15 09.14 ID qPbJ6ZlV 特殊能力の、書いてある級をΩ倍超える能力が強力、参戦人数も無限以上。惜しむらくは対象不可能力のため考察対象になってくれないこと。考察不能 102 : ◆zvLdcbN9R6 :2015/11/20(金) 05 36 49.77 ID lEuiCPcC マイケル少年読み直してみたら、自分を有利にするものの対象にはなれるようだった。 マイケル少年再考察 あらゆる全ての埒外なんてものないので、超Ωあらゆる全て=あらゆる全て 参戦人数が多いので普通のあらゆる全てが書いてある級には勝てるが、テンプレ優先能力の類はなし。 ○f.o.e. 書いてあるをはるかに超越する能力は向こうにされない ○ルシフェル 素早さでは負けるが、防御力が以上なので勝てる ○The Last Ordeal 対象不可によるコピーガード勝利 ○不可算無限 真無限よりΩの方が大きいか? ×JIN(であったはず) 文字で表せる程度の能力であることをマイケル少年側が否定していないので無効化される ○Eternal-winner 相手を負けさせられる。 それ以上は無限ループ勝利系なので無理。 上記の総当りと見比べたところ、JINと勝ち数が同じになったので JIN(であったはず)=マイケル少年
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かくめいしょうねん【登録タグ か さくら 初音ミク 曲】 作詞:さくら 作曲:さくら 編曲:さくら 唄:初音ミクAppend(Dark) 曲紹介 さくら氏のボーカロイド処女作。 PVのイラストはピアプロより真理歪氏のものを使用している。 歌詞 (PIAPROより転載) 少年よ もう一度だけ 剣を握り締めて 私に姿を見せて あと3秒息を止めたら あなたとの記憶も消える 首筋を冷たくしたナイフが 思い出を貫いていく 一筋の涙 溢れる時間さえ 今の私は 速過ぎる 残された時間を進む秒針 誰かその動きを止めて 少年よ 諦めずに鎧を身に纏って 私をここから出して 暗闇で秘密を告白した その気持ちは 今も変わらない? 世界の終わりを 見届ける運命 祈った 両手を 離さない あなただけが切り札を託された この恐怖の街の歴史に 今だけは その弱さを薬きょうに包んで もう一度あの戦場へ 一筋の涙 溢れる時間さえ 今の私は 速過ぎる 残された時間を進む秒針 誰かその動きを止めて 少年よ 諦めずに鎧を身に纏って 私をここから出して I still remember... I still remember... コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2014-01-30 21 29 39) 名前 コメント
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雪山の少年 (1) ヴァナディールの最北端。フォルガンディ地方のアシャク山脈…… 降り積もった雪が決して溶けることのない山奥で、一人の少年が住んでいました。 その子はエルヴァーン族の男の子で、耳がつんと尖っており、その肌の色は、雪のように 真っ白でした。ずっと雪山で暮らしていたから無理もありませんでした。 木々に囲まれた小さな家に、その少年は独りで住んでいました。 朝になると、少年はベッドから飛び降りて一日の仕事に出かけます。 既に、その子の兄弟達が家の周りに集まっていました。 その兄弟というのは黒い肌と、長く鋭い牙を持った虎でした。 少年は生まれてからずっと一緒に育ちましたから、本当の兄弟のように思っていました。 実は、この虎たちは人間を見ると襲わずにはいられない恐ろしい動物だったのですが、 少年には絶対に噛みついたり、爪を立てたりしようとは思いませんでした。 「みんな、おはよう。」 すると虎たちは、グルルル、と喉を鳴らしながら、少年の所へ集まり体をすり寄せました。 少年はさっそく家の隣に置いてあった一台のソリを引いて来て、虎たちにつなぎました。 「今日も頼むよ。ああ、君は初めてだね。それじゃ後ろがいいな。」 虎は、みんなそっくり同じ姿だったのですが、少年にはちゃんと区別がつくのです。 そうして、4頭の虎にソリを繋ぎ終えると出発です。 「はいよお!」 掛け声をかけると、虎達は一斉にソリを引いて走り出しました。 (2) 彼の仕事は、氷の結晶を集めることでした。 氷の結晶とは、この世の「寒さ」が形となった水晶で、この雪山にしか出来ないものでした。 それは一体どこにあるのでしょう? 雪の上や、木の根本に落ちているのでもありません。その結晶は結晶同士が寄り集まって、 くるくると回りながら、まるで生き物のように動いているのです。 少年はさっそく一つめを見つけました。かちかちに凍った池の畔で、ゆっくりと動いています。 少年が近づくと、まるで少年を待っていたかのように、氷の結晶は動くのを止めました。 それを指でツンと突くと、パリンという音がして、ころころとした氷の結晶が雪の上に 落ちて転がりました。 それをソリの荷台に載せ、他にいないかと周りを見渡します。そうして繰り返し10個 ほど集めたら、これで十分と少年は考え、また虎たちにソリを引かせて行きました。 普段は、そのまま家に帰るのですが、少年は少し山を下ったところにある広場へとソリ を向かわせました。今日はその場所にゴブリンという小鬼が集まる日でした。 何人も集まって来て話をしたり酒を飲んだりしながら、少年が来るのを待っているのです。 (3) 「やあ、来たな。気分はどうだい?」 「早かったじゃないか。さあ、今日もいろんな物を持ってきたぞ。」 そんなことを口々に言いながら、ゴブリン達は集まってきました。 ゴブリンというのは、みな同じようなマスクをしていて、腰にまさかりや剣を吊し、 ガニ股でペタペタ歩く奇妙な小鬼でした。 実はいうと、彼らは人間を見ると襲いかかり、殺したり物を盗んだりする恐ろしい 連中だったのですが、少年には決してそんなことはしませんでした。 少年は、彼らに氷の結晶を食べ物やいろんな物と交換して、暮らしていたのです。 「えーと、氷の結晶が10個だな。それじゃあタマネギをこれだけ、イモがこれだけ、 あとは肉と、パンと……」 一応、結晶の数を数えているのですが、少年に渡す野菜や肉の量はいい加減でした。 タマネギ、イモ、羊の肉、にんじん、パン、バターなど、どれもこれも凍った食べ物 ばかりで、ミルクもカチカチに凍らせてたのを切り分けて、少年に渡すのでした。 その他、チョコレートなどのお菓子や洋服、ハミガキや生活に必要な道具など、 生活に必要ないろんな物を交換してくれました。 そして、楽しみにしているのは、ゴブリン達が作った人形でした。 それは、ヴァナディールに住んでいるいろんな動物たちに似せて作られていました。 (4) 「へー、こんな首の長い動物が居るんだねぇ。」 「こいつはダルメルといってな。砂と風が吹き荒れる所に沢山住んでいるのだ。」 「砂?砂ってなあに?」 「ああ、そうか。この辺りは掘っても掘っても雪ばかりだからな。こんど持ってきてやろう。」 「本当?約束だよ。」 その人形は、いつでも貰えるわけではありませんでした。そして、ゴブリンから人形を 手渡されると、少年はとても喜びました。 少年は、貰った人形を眺めながら、いつもゴブリン達にこんな風に話をしました。 「僕もいろんな所を旅してみたいな。」 「ああ、ダメダメ。君はずっと雪の中で暮らしているんだから、雪のないところに来たら、 たちまち溶けて無くなってしまうぞ。」 ゴブリンは、そんなふうにからかうのですが、本当にそうかもしれません。 少年は、一度もこの雪山から下りたことはないのです。 でも、少年は言い返しました。 「でも、僕は毎晩あつあつのシチューを食べているのに、溶けたりしないよ。」 「わははは、確かにそうだな。」 ゴブリンは、少年の言うことを笑って聞いていましたが、もう一度、少年に話しました。 (5) 「でも、いいかい?この広場から下の方には、それはそれは恐ろしい連中がやってきて、 わしらを殺したり、わしらの物を奪ったりするんだ。わしらなら上手く逃げたり出来るん だが、坊やなんかじゃすぐに殺されてしまうぞ。だから決して、ここから先に行っては いけないよ。」 少年は、少し怖くなって、だまって頷きました。 ゴブリン達は、ずっとこの雪山に住んでいるわけではなく、砂漠や森や海の近くで狩りを したり(狩る相手は人間だったりするのですが)、仲間と商売したりしながら、 旅をして暮らしているのでした。 そして、少年の集めた氷の結晶は、この雪山でしか取れないために、ここにやってくるです。 だから、いい加減に食べ物を渡していましたがちゃんと商売が成り立っているのでした。 そして、最後に必ず貰わなくてはならないが「炎の結晶」でした。 それは、氷の結晶が「寒さ」であったのに対して、「熱」が凝縮した結晶でした。 この結晶を使うと、薪や墨が無くても火を起こすことができ、シチューを煮たり、パンを 焼いたりできるのです。ずっと雪山で暮らし、寒さになれている少年でも、火の通した 料理を食べなければ生きていけないのでした。 (6) 草糸で編んだ袋に、沢山の炎の結晶を入れて貰いながら、少年は不思議そうに尋ねます。 「この結晶は、どこで取れるの?」 「遙かに遠くの山では、空から炎が降り積もる山があってな。そこから取ってくるのさ。」 「へぇ、そうなんだ。」 実は、これは嘘でした。 外の世界を知らない少年には、いつも、いい加減なことをいいました。 「それでな、ジュノという俺たちの街があって、そこにはゴブリンの王様が……」 どれもこれも、いい加減な嘘でしたが、少年は疑ったりせず目を輝かせて聞いてました。 ほかにも、ゴブリン達にいろんなことを教わったり遊んだりしてから、家に帰りました。 家に着くと、虎たちをソリから離してやり、家の中に入って晩ご飯のシチューを作らなけ ればなりません。鍋の中に凍ったミルクとバター、これもカチカチに凍ったの肉や野菜 を放り込み、空いている隙間に雪を詰め込み、しっかり蓋をして準備完了です。 そして、特別に作られた竈に炎の結晶を差し込むと、ゆっくりと炎が上がりました。 少年は鍋を炎の上に置いてシチューが煮えるのを待ちながら、これもまた凍ったパンを 焼いたりして過ごすのです。パンが焼けていく途中で、チョコレートを差し込んでおくと、 チョコクリームパンの出来上がりです。少年はそれが大好きでした。 こうして、少年の一日が過ぎていくのでした。 (7) 虎やゴブリンの他にも、雪山にはいろんな者が居ました。 まず、山のように大きな大きな体つきをしている巨人。 巨人達は山の中をうっそりと歩き回り、片手に棍棒や斧をもって、通りかかる人間の旅人 を容赦なく殺しました。はいているズボンには、倒した人間が使っていた盾が縫いつけられ ていて、それが彼らの鎧の変わりでした。 とてもとても大きな巨人の足ならば、少年を踏みつぶすことが出来たでしょうが、少年が 近くを通りかかっても、踏まないように注意しながら歩いていくのでした。 時々、少年は彼らに挨拶したり話しかけたりするのですが、巨人達は決して答えることは 有りませんでした。 そして、巨大な一つめの怪物が居ました。彼らは翼を持っており、絶えず飛び回っている のです。かれらは魔法が得意で、近づいた人間達に恐ろしい呪文を唱えるのですが、少年 には、ただジッと見つめるだけで、何もしませんでした。 ほかにも、もともと人間であった骸骨が、手に武器や盾をもって歩き回っていたり、 坊主頭で足は無いけれど大きな手を持ったお化けが、ふらふらと浮かんでいたりしました。 少年は、いろんな怪物の近くで住んでいましたが、怪物達は少年に襲いかかったりすること は一度も有りませんでしたし、怖い思いをしたことは、ほとんどありませんでした。 でも、そんな恐ろしい連中よりも、もっと恐ろしい怪物がいました。 それは、光の壁に囲まれた闇の城に集う魔神達でした。 (8) その闇の城の方には行くことがありませんでしたが、退屈なとき、虎達にソリをあちこち へと引かせて行くと、その闇の城の真ん前に辿り着いたのです。 何枚もの光の壁の向こう側に恐ろしい形の闇の城がそびえ立っているの見て、なんだか 少年は怖いと思いました。でも、初めて見る光景に少年は興味津々です。 少年はもっと近くで見たいと思いソリを近づけると、魔神の一人が目ざとくその子を 見つけました。 少年は魔神を見るのは初めてでしたが、魔神はその子のことを知っていました。 だから殺そうとは思わなかったのですが、すこし脅かしてやれ、と思いました。 何者も、闇の城に住む闇の王に近づける訳にはいかなかったからです。 「そこにいるのは誰だ!」 そう、魔神はワザと大きな声を出して、持っていた剣を少年の方に突きつけました。 「うわぁ、びっくりした。」 少年は本当にびっくりして、尻餅をつきながら言いました。 そして、魔神はゆっくりと剣を引いて言いました。 「なんだ、お前か。ここに来てはいけない。俺はもう少しでお前を殺してしまうところだった。」 「どうして、僕のことを知ってるの?そして、どうして殺そうとするんだい?」 「ああ、山に住んでるものは、みんなお前を知ってるのさ。そしてお前を殺そうとしたのは、 お前が悪い奴らだと勘違いしたからだ。」 (9) 「悪い奴ら?」 「そうさ、ここに住む王様を殺そうとする悪い奴らさ。だから、ここに住む兵士達は、 知らない奴が来たら殺せ、と命令されている。」 「みんな僕を知ってるのなら、僕は殺されたりしないよね?」 「だがな、坊主。城の中には沢山恐ろしい罠が張り巡らされているぞ。俺たちでしか くぐれない罠だ。しかも、兵士達が君のことを、うっかり間違えて殺してしまうかも しれないぞ。今のようにな。」 魔神はニタリと笑って言いました。 そう言っている時に城の扉が開いて、大勢の魔神達が翼を広げて空へと飛んでいきました。 その恐ろしい光景を見て少年はもっと怖いと思い、寒さに強いはずの体が震えだしました。 その少年の様子を見て、魔神は言いました。 「ああ、俺の仲間達が、悪い奴らが近づいてこないか見回りに出て行くところだよ。 山はとても広いから、大勢で行かなければならない。」 この説明は少し間違っていました。 見回りをする者も居たのですが、闇の王を狙う連中の他に、罪もない人間達を殺したり、 人間達の住む家に火を付け、街や村を破壊しに行く連中も居たのです。 魔神は、少年に向き直ってこういいました。 「さあ、もう住んでいるところに帰るんだ。今日は危ないところだったな、坊主。」 そういって、少年を追い返してしまいました。 (10) 少年は二度とその城には近づこうとはしませんでしたが、やっぱり退屈して、いろんな 所へと行きました。この山にある物は、木と岩と山。そして、決して溶けることなく 降り積もる雪ばかりでしたから。 やがて、少年はゴブリン達から禁じられている、広場の更に下の方へと行ってみたくな りました。ゴブリン達から聞いた炎の降る山、砂だらけの砂漠、水ばかりの海を見てみ たくなったのです。 少年は、ゴブリン達のやってこない日に、広場の下の方まで降りていくことにしました。 この広場の向こうに何があるのだろう?僕も、いろんな世界を旅してみたい。 そう思うと、少年の心は少しワクワクしてきました。 そちらの方へとソリを走らせようとすると、何故か虎達は少し嫌がりました。しかし、 少年に強くうながされると、仕方なしに広場の更に下へと、降りていきました。 曲がりくねった長い長い谷道をどんどん進みました。少年はここまで来ることは初めて だったので、ドキドキしました。怖いとも思いましたが、それは闇の城を見たときとは 少し違った怖さでした。 そして、遂に谷道が終わって、とうとう広く開けたところに出てきました。 そこで少年の見た物は…… (11) ……やはり、少年の見た物は溶けることのない雪と、木や岩ばかりでした。 いったいどこまで行けば良いんだろう、そう少年が考えていると、突然、少年からの 指示もないのに、虎達は急に向きを変えました。 危ないところでした。ソリはあと少しで高い崖の上から落ちるところだったのです。 そして、ソリから降りて崖の上から景色を眺めてみると、どこまでもどこまでも広がる雪 の世界でした。 少年は思いました。 「ゴブリンたちは嘘をついたのかな?それとも、もっともっと遠くまで行かなくちゃ ならないんだろうか……」 でも、少年はこれ以上進む気にはなりませんでした。帰りが遅くなったり、帰り道が 判らなくなったら困るからです。 その時、 「ガァーーーーーッ!!」 少し離れた場所から、大きな吠える声がしました。それはソリを引いていた虎達と同じ 声でした。慌てて少年は、その声のする方へと走っていき、虎達もソリを引いたまま 少年についていきました。 (12) そこいたのは一人の狩人で、別の虎と戦っている最中でした。 虎は牙や爪を振るい狩人と戦っていましたが、狩人の見事な腕前にはかないません でした。そして虎には、すでに何本も狩人の放った矢が突き刺さっていました。 背中に剣を突きさされ、とうとう虎は狩人に倒されてしまいました。 どくどくと血を流している虎の前にしゃがみ込み、狩人は何かをしていました。 すると、ごきり、という嫌な音がしました。狩人は倒した虎の牙をへし折ったのです。 その虎の牙は、彼が住む町でとても高く売れるのです。そのため、彼はこの山に来て 沢山の虎を倒しては、沢山の牙を集めているのでした。 少年は、その恐ろしい光景を見てガタガタ震えていました。 怖い、と思いました。でもそれだけではありません。 めらり…… 少年の心の中に、炎の結晶が埋め込まれたかのように、炎が上がりました。 でも、少年の心はガタガタ震え始めて、その炎はすぐに消えてしまいました。 そのとき、その狩人は初めて少年が居ることに気がつきました。 『坊や、こんなところで何をしてるんだ?』 狩人は声をかけました。 けれども、少年には全く通じない言葉でした。 (13) 「……」 少年は怖くて何も言えませんでしたし、身動きも出来ませんでした。 そして、この人は一体何を言っているんだろう、と考えました。 狩人は少年の後ろに、4頭の虎がソリを引いて、ついてきているのを見つけました。 『この虎は獣使いでしか、手なずけることはできない。坊やは獣使いなのかい?』 幾分、優しい声で狩人は言いましたが、やはり少年は何も言えません。 少年が何も言わないため、狩人はどうしてよいか判らなくなりました。 狩人は右手に剣、背中には弓矢を背負っていました。 そして、耳が尖っていて、少年と全く同じエルヴァーンの種族だったのです。 狩人は、ここからだいぶ遠くの洞窟に入り、その長い長い洞窟をくぐった先にある、 緑溢れるサンドリア王国という国からやってきたのです。 そして、ここまでやってきて、高価な虎の牙を集めていくのでした。 狩人は少年の方を見て、いまいましい、と思いました。 なぜなら、少年の連れている4頭の虎の牙が、欲しくて仕方がなかったからです。 でも、虎達がなついている少年に、ことわりなく虎を殺してしまうことは出来ません。 そして、狩人は不思議に思いました。 獣使いというのは、様々な動物を操ることが出来るのですが、一度に4頭もの虎を 操る獣使いなど、聞いたこともなかったからです。 (14) 狩人は、さらに少年に話しかけました。 『こんな恐ろしいところに居てはいけない。さあ、街まで送っていこう。』 狩人は、この子が同じサンドリアから来たのだと思い込んだのでした。彼にとって、 この少年が独りで住んでいることなど、想像することも出来なかったのです。 狩人は剣を納めて、ゆっくりと怖がらせないように、少年に近づいていきました。 その時です。 「こらあ!その子に触るな!」 大きな声がしました。 ゴブリンです。本当はここに来る予定ではなかったのですが、たまたま近くまで来たので、 ここを通りかかったのでした。 そしてゴブリンは、まさかりを振り上げて、狩人に立ち向かって行きました。 少年は、その光景に驚いて、どうしてよいやら判らなくなっていると、何者かが少年の 口をふさいで、その小さな体を担ぎ上げて、その場から逃げていきました。 それは別のゴブリンでした。そして4頭のソリを引いた虎達も後に続きました。 そして、少年は担がれながら後ろを見ると……丁度、狩人にゴブリンが殺されたところ が見えました。 めらめらめら…… またしても、少年の中の炎の結晶が燃え始めました。 (15) ゴブリン達は少年を家まで送り届けて、こう言いました。 「それごらん。わしらの言ったとおりだろう?君が広場の先に行った所には、あんなに恐 ろしい奴がいるんだ。おかげで、わしらの仲間は殺されてしまった。それは構わない。 君がこうして無事で戻ることが出来たのだから。そして君は二度と広場の先に行くこと はないのだから。それが判れば、死んだ仲間も喜んでいることだろう。」 そういうと、少年は涙を流しながら、ゆっくりと頷きました。 ゴブリンは少年の変わりに虎達をソリから離してやり、シチューを火にかけて帰って 行きました。そして、燃え上がった心の炎は、ゴブリンが死んだ悲しみの涙で、すっかり 消えてしまいました。 狩人は、少年がゴブリンに掠われてしまったと思い込みました。 自分が近くにいたのに助けることが出来なかったと悔やみました。でも、ゴブリンが 走っていった先は、とても恐ろしい場所なので、一人で追いかけることは出来ませんで した。狩人はしばらく考えていましたが、助けを借りることを思いついて、大急ぎで サンドリアの街まで帰っていきました。 (16) 狩人が街までつくと、大急ぎで酒場に向かいました。 酒場に行ったのは、もちろんお酒を飲むためではありません。 そこに集まっている冒険者や戦士達が目当てでした。 狩人は酒場に入るなり、こう叫びました。 『みんな、手を貸してくれ!ボスティン氷河で少年がゴブリンに掠われてしまった!』 なんで、そんなところに少年が居るのだろう? そんなふうに考える者も居たのですが、この狩人の真剣な様子を見て疑う者は一人も いませんでした。 『ボスティン氷河の更に北、ザルカバードの方角だ。とても一人では手に負えない。 みんなの助けが必要だ!』 『そこは恐ろしいところだ。大勢で行っても死人が出るぞ。一人のために犠牲者が出ても いいのか?』 すると他の戦士達が叫びました。 『俺は死んでもかまわないぞ。俺なんかより、その少年の未来の方が大事だ。』 『そうだ!俺も行くぞ!』 戦士や冒険者達は一斉に立ち上がって、狩人の頼みに答えました。 そして、大勢で少年を助け出しに行くことになったのです。 (17) あくる日、少年はまたゴブリン達の集まる広場に向かいましたが、なんだか元気が出ま せんでした。少年が気まずい気持ちで、広間の方を見下ろしていると、ゴブリン達は手 を振って少年を迎えようとしていました。 少年の元気のない様子は遠くからでもわかりました。ゴブリン達は少年のことを怒って はいません。仲間が殺されてしまったけど、それを少年が悲しんでくれたことが、 とても嬉しく思いました。本当の仲間のように、少年をいとおしく思いました。 ですが、その時です。 後ろから、サンドリアの戦士達が現れたのです。とうとうこの場所を見つけて少年を 救い出しに現れたのです。そして、ゴブリン達に襲いかかりながら大声で叫びました。 『あの少年だ!ゴブリン達を倒して、あの少年を救い出すんだ!』 めらめらめらめらめら…… 戦士達に倒されていくゴブリン達を見て、またしても少年の炎の結晶が燃え始めました。 今度はもう止められません。火のついた少年の心は、たちまち燃え広がり、全身は シチューの様に煮えたぎりました。もう、少年は我慢できなくなって叫びました。 「ウワーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 (18) すると、 「ゴォアアアアアーーーーッ!!」 「オオオオオオーーーーッ!!」 「ガアアアァァーーーーッ!!」 遠くの方から、あるいは近くから一斉に叫び声が上がりました。巨人達です。 普段はゆっくりと歩き回る巨人達が、一斉に雄叫びを上げながら、凄まじい勢いで 広場の方へと集まってきました。 それだけではありません。黒い虎が兄弟達や仲間達を集めて、唸り声を上げながら 向かってきます。 大きな目玉の怪物や、骸骨達も、辺りを埋め尽くすほどの物凄い数で、広間の周囲を 取り囲みました。 戦士達はうろたえました。怪物達は遙かに数は多く、もう絶体絶命でした。 狩人は気がつきました。少年の叫び声がきっかけで集まったのだと。 少年の雄叫びに、怪物達が答えたのだと。でも、どうしてよいか判りません。 でも、このままではみんな倒されてしまいます。 狩人は、この後どうなるかも判らず、弓に矢をつがえて、ぶつっと放ちました。 (19) 狩人の放った矢は、狙いを外すことなく、少年の胸に刺さりました。 そして少年は、ぱたりと雪の上に倒れてしまいました。 すると…… 怪物達は、一斉にその場で立ちつくしました。 巨人達は吠えるのを止め、骸骨達はそれ以上進もうとはせず、虎達も唸り声を止めました。 しばらくそうしていたかと思うと、後ろを向いて元から来た方角へと帰って行き、誰も 少年の敵を討とうとは思いませんでした。 後に残されたのは、既に倒してしまったゴブリンと、もう動かなくなった少年だけでした。 狩人はあるものを拾い上げました。それを見ていて狩人はしばらくジッと考えましたが、 自分が大変な思い違いをしていたことに気がついたのです。 この少年はゴブリン達の仲間だったということに。 そうして考えている狩人に戦士達は声をかけました。 『せめて、少年をサンドリアの墓の元で、弔いをしよう。』 けれども、狩人は言いました。 『この少年は、ここで弔わなくてはならない。』 (20) 狩人は少年を抱き上げて、彼の家を探しました。山は唸り声を上げて、 猛烈な吹雪を起こしましたが、狩人はけっして諦めずに、少年の家を探しました。 怪物達や闇の城の魔神達も狩人を見かけましたが、襲いかかろうとはしませんでした。 そして、とうとう見つけました。 その小さな家は、屋根に小さな煙突があり屋根には雪が降り積もり、その壁は巨人達の 履く、盾の縫いつけたズボンが使われていました。 狩人は、その小さな家の中を覗き込みました。 家の中の壁には…… 首の長いダルメル、大きな大きな雄羊、恐ろしい毒針を持った蠍、翼を広げた獅子、 長い髭の豹、鮹の足を持つ大魚、羽根の透き通った蜻蛉など…… ありとあらゆる人形が並べられていました。動物に詳しい狩人の知っている動物は、 全て有りました。それはゴブリンの手により、全て本物そっくりに作られていました。 彼は少年をベッドの上に寝かせて毛布を被せると、少年はただ眠っているか見えました。 また、翌朝に目を覚ますのではないかというように。 そして、広間で拾った最後の人形を棚の上に置きました。それはゴブリン達が初めて 少年にあげようとした、ゴブリンそっくりの人形でした。死んだ仲間の変わりに、と 用意した物でした。そして少年のベッドの隣には、ひときわ大きな二つの人形が置か れていました。それは少年が寂しくないように、やはりゴブリン達の手によって、 少年が赤ん坊の時に死んだ両親に似せて作られたものだったのです。 そして弔いを済ませた狩人は、帰り道もまた何者かにおそわれることなく、 無事にサンドリアの街に帰り着いた、ということです。 (完)
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【作品名】少年アシベ 【曲名】リトル・ダーリン 【歌手】田村英里子 【価格】\150 □■iTMS■□ 【作品名】少年アシベ 【曲名】まかせて! チン・トン・シャン 【歌手】田村英里子 【価格】\150 □■iTMS■□ 【作品名】少年アシベ 【曲名】愛のナイチンゲール 【歌手】田村英里子 【価格】\150 □■iTMS■□
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【少年A】(しょうねんえー) ラジオタイトル 少年Aのおっきしちゃった 放送状況 2005年5月 放送開始 2006年1月31日放送 第3回 ≪ねとらじラジオドラマ≫ 参加 (声の出演) 特色・紹介 20歳にしてEDの症状あり 戻り童貞 リスナーにアナルを狙われている 「交響詩篇エウレカセブン」が大好き 語録 「おいすー」 「僕は普通に男が好きなんです」 「男が好きなんじゃない!好きになった人が男だっただけだ!!」 「いっちゃった?」 「リスナーと馴れ合いたい」 関連URL 放送用BBS おっきステーション☆まじかるて 関連サイト 交響詩篇 エウレカセブン コメント 少年えーさんと、あいみんは深い仲だみん♪ -- 【あいみん】 2005-09-17 (土) 00 01 06 かわいいという単語は禁句 -- ぽこたん 2005-10-05 (水) 16 31 21 プロみたいでいい。 -- 2005-10-11 (火) 21 28 11 まじおもしろ -- 儲? 2005-10-13 (木) 21 53 02 IQ.72。。。 -- ツンデレ名無しさん 2005-11-27 (日) 21 21 10 IQ.72。。。 -- ツンデレ名無しさん 2005-11-27 (日) 21 25 33 声が気持ち悪いババァと仲良くスカイプしてて引いた^^; -- ちこたん 2005-11-30 (水) 05 10 12 ちんちんDJ -- 2005-12-14 (水) 00 01 19 あーくんって前のHNなんだろね -- 2005-12-15 (木) 20 01 36 あをい? -- 2005-12-15 (木) 21 03 48 ケツマンコ -- 2005-12-19 (月) 18 23 49 24時間以上放送達成おめ -- 2005-12-27 (火) 04 20 16 再度アナリスク実況希望 -- 2006-03-08 (水) 23 37 21 ニートおめ -- 名無しさん (2007-04-09 00 20 41) 職場でもケツを狙われている -- 名無しさん (2007-11-05 13 56 45) 顔を晒してからリスナーいなくなったね。 -- 名無しさん (2008-08-28 11 55 05) 名前 コメント today - yesterday - total -
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概要 作品概要 2部構成で描かれた、日常ファンタジーアニメ。前半の田菜編(1-12話)は夏の田舎町が、後半の横浜編(13-26話)では2年後の都会の冬が、それぞれ舞台になっている。現代日本に現れた正体不明の物体マテリアルフェアリーの起こす事件と、彼らに関わった少年少女たちの触れ合い、すれ違い、そして成長を描く。造形デザインの佐藤眞人が主宰するアトリエ『絶対少年』に基づくタイトルであり、ボーイズラブものなどではない。出演声優の鈴木真仁も1997年に『絶対少年』という同名のタイトルのCDを出しているが、このアニメとの関係はない。佐藤眞人のデザインした世界観を元にトイズワークスの加藤智が同社を設立して間もない頃に立てた、構想5年の企画であった。シリーズ構成・脚本の伊藤和典が最初WEB連載小説化を考えたが実現せず、その後、アニメ企画として実現した。監督には、伊藤の希望が採用されて望月智充が起用され、かつてともに魔法少女もの『魔法の天使クリィミーマミ』で日常ファンタジーを手掛けたコンビとなった。伊藤和典は3部作で企画を考えたといい、第3部は、もしあるなら劇場版でと発言している。しかし放送はNHK-BSのみ、DVDも大きなヒットをしたとは言えない、など、作品の知名度は低いままであり、その後、第3部製作に関するアナウンス等はない。 作品内容 前半と後半の間に2年が経過し、舞台と雰囲気、キャラクターが一新される。田菜編のキャラクターが切り捨てられたと感じた視聴者からは、一部で戸惑いの声もあった。監督は「田菜編あってこその横浜編であり、2部構成になっている事に意味はある。最後まで観てもらえると、2部構成になっている意味も含めて、分かってもらえる何かがあるんじゃないかな」と語っている。制作にあたって、伊藤は往年のNHK「少年ドラマシリーズ」風の良質のジュブナイルを、望月は「カルピス名作劇場」を、それぞれ意識していたと発言している。作品のテンションをあくまで日常生活的な低さに設定するなど、"現在の日常の日本"という現実感を重視した点が、他のアニメ作品との違いとなっているという。(人物描写などにおいて)他に、作画や凝ったアングルによる人物作画の(直接的ではない)エロティックさや、意図的に鮮やかさを抑えた柔らかい色調のキャラクターを、同じく抑えた色調の美術の中に配置し、そこに七瀬光作曲の歌詞の無いコーラスを多用したBGMが流れるというゆったりした雰囲気作りなども、特色と言える。 その他 浜崎達也著、戸部淑イラストによる外伝小説『絶対少年 〜神隠しの秋〜穴森』がバンダイビジュアルの携帯サイトに毎日無料配信されたほか、同著者・イラストによる小説化作品が電撃文庫(メディアワークス刊)発売されている。浜崎は横浜編で脚本にも参加している。 あらすじ 田菜編 母親の勧めで、離婚した父親のもとで一夏を過ごす事になった不登校の男子中学生・逢沢歩。やって来た田菜は、何もなさそうな退屈な田舎町だった。だが、不思議な子供わっくんや空飛ぶ謎の発光体たちとの出逢いが、そんな日常をじわじわと変えてゆく。なぜか歩に対して積極的な2人の少女や、発光体を追うTVレポーターら、田菜の人々との触れ合いの中、やがて猫踊りの祭りの夜、常識を超えた大事件が起きる。歩もまた、重大な決断を迫られる。 横浜編 2年後。少年少女の間で『幽霊』の噂が流行する横浜。孤独に毎日を過ごしていた不登校の女子高生・谷川希紗は、ある日不思議な光る飛行物体を拾い、名前を付けて部屋でいっしょに生活し始める。やがて、世話焼きのうるさい優等生・理恵子や、ただ一人優しく見守ってくれる成基らも事件に関わりだす中、希紗の心を引き裂くような出来事が起き、物語は、横浜上空の大事件でフィナーレを迎える。 登場人物 田菜編 逢沢歩(あいざわ あゆむ) 深山美紀(みやま みき) 深山美玖(みやま みく) 阪倉亮介(さかくら りょうすけ) 海野潮音(うんの しおね) 鏑木拓馬(かぶらき たくま)
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このページはこちらに移転しました 爆弾少年 作詞/尽(69スレ146) 作曲/餡の雲(607スレ25) 校舎の片隅 俺の城 日の傾いた化学室 アルコールランプ ビーカーで ラーメンだって食べ放題 妖しい薬品振り回し 気がつきゃスライム出来ていた 1円玉に毛を生やし 黒色火薬を集めて燃やし ぶっ放せ紙筒バズーカー ここは一発ニトロもいっとく? 気泡入れるな気をつけろ ぶっ飛ばせ裏山お稲荷さん 表の顔は優等生 まさかまさかの優等生 大丈夫大丈夫 火事さえ出さなきゃ 表の顔は優等生 まさかまさかの優等生 大丈夫大丈夫 学校燃えなきゃ 音源 爆弾少年 (このページは旧wikiから転載されました)
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帝国少年 D-0に作品を提供しているイラストレーターのひとり。 これまでにも数多くのベースを手がけ、D-0の世界観を緻密に、繊細に描き出している。 作品一覧 ティル・ナ・ノーグ 精霊の迷い家 都市計画整備公団 楽市楽座 他多数 外部リンク 【 帝国少年 】(本人HP)